活動報告

青森県北津軽郡の薄市(うすいち)こども園にてリモートCSR書道教室を実施しました。

20201126

薄市こども園
https://michinokukai.jp/publics/index/99/
【概要】
   習字の学習を基礎に、芸術としての書の心に触れる試みです。
今年の干支の「牛」または自身の名前の一字を用いて、書の作品を製作します。
甲骨文字から楷書に至るまで様々な書体を配布し、そこから好きな書体を色紙に清書します。
今回はZoomを用いてリモートの書道教室を開催しました。
道具のお手本を輸送し、会場にて講師のデモンストレーションをプロジェクター投影しました。

現地の書道教師の方と幼稚園の先生たちのサポートによって実現することができました。

  

【意義・目的】
   この授業ではまず、漢字の成り立ちを視覚的に理解することから始まります。
人によって、時代によって字が違う。形も違えば書き順も違うものがある。
最初に、このような自由な発想を得ることが大切になります。
書の作品作りでは、筆先を潰す(逆筆)、かすれ(飛白)、汚れ(飛沫)なども表現となりうる
ことを楽しみながら体験し、そこから自分なりの「うまい」を発見する喜びを意識します。
【総括】

   子どもたちは名前の一部を辞書で甲骨文字から楷書まで調べ、今年の干支の「牛」の漢字も学びました。
それらの漢字が絵から現在の漢字になったことなどを踏まえ、一字書の作品作りに取り組みました。
この書道教室は子どもたちにとって、自分の名前について考える機会となったと思います。
   当社は、今後とも教育現場と積極的に交流を図り、地域に貢献する企業を目指してまいります。